黒い樹海

姉が旅先とは違う場所でのバス事故で亡くなったと知らされた祥子。状況に不審な点が多い為、彼女は真相を確かめようと姉の勤めていた雑誌社に入社するが・・



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見るからに怪しげな人は犯人じゃないから除外・・ 
ってのを逆手に取られてしまった・・!悔しい!
それが昭和のやり方ですかそうですか、 
悔しい~~。(どんだけ~~笑)

何故こんなタイトルなのかいまいちピンと来ないけど
(原作は松本清張だけど同じタイトル?)
テンポは良かったし、クライマックスでは
ハラハラする(ズリズリする?)アクションもあったりと、
意外とエンタメ要素もある推理モノでした。

見覚えある俳優さん→藤巻潤が爽やかでさぁ。
(その昔「ザ・ガードマン」に出てたよね?)
悲しみの現場にズカズカ土足で入って来た割には
「大目に見てね(笑顔キラ~ン☆)」てな態度だしさ、
「殺されたのは自分の姉です」って言ってた割には
その後もめっちゃハツラツとお仕事してたから、
なんか怪しい・・とふんでたんだけどね・・ 
やっぱり爽やかさで売ってたのか最後まで爽やかでした。(爆)

ちなみに「殺されたのは自分の姉です」って言うのは嘘でした。
多分マスコミ関係と言うお仕事上(雑誌記者)
こう言う嘘はたまにつくのでしょう。
ただ彼にとってこれは最後の嘘になるのかもしれません。
なぜなら・・・・ 
愛を知ったから!!! 

・・な訳あるか~い・・ 
嘘つきはマスコミの始まりですから!?
(マスコミ不信な令和のこの頃)

ヒロイン役は叶順子と言う女優さんだったけど
初めて見たわ。
口元がちょい浅丘ルリ子(似)でキュートな方でした。

しかし昭和の邦画って、(「誘拐報道」もそうだったけど)
令和のイマじゃ絶滅してる様な事柄や
タブーな事案も結構あって逆に新鮮・・!
ちょっとハマりそう。


(監)厚田治夫 (脚)長谷川公之 石松愛弘 
(原作)松本清張
(主)叶順子 藤巻潤 根上淳 北原義郎 片山明彦



★DVD等は不明だったけど、原作本らしきものはあった。
やっぱりタイトルは同じなのね。




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