ヘンリー・フール
ゴミ処理場で働く青年サイモンはシャイで口下手。そんな彼の前に現れた自称物書きの浮浪者ヘンリー。その影響でなんとなくノートに文字をしたため始めたサイモンだったが・・
ありゃ、サムネイル、前回UPした作品の画像と
アングルが似てるわ・・( ̄∇ ̄;
それはともかく!
本作、宣伝画像に大きく載ってた
生真面目そうな若者がヘンリーなのかと思ってたら・・
違った。( ̄∇ ̄;
自称物書き?自称作家?自称詩人?自称クリエイター?な
前科一犯の中年男がヘンリー・フールで、
生真面目っぽい若者の方はサイモンだった。
またしてもそれはともかく!
何か創作に関わったり興味がある人には、
何かしら響いたり刺さるものがあるかもしれない。
表現の自由・・とは?
な世界に、言うなれば二人一緒に飛び込んで、
でも運命は真逆に流れて行くのがとても皮肉だし切なかった・・。
実際には二人がどんなものを書いていたのかは
わからないんだけど、想像で充分に楽しめた気がしたし。
小説で言えば、行間を読む、みたいに、
知らない作品から何かが溢れて来る、みたいな感じで。
サイモンの詩だけで言えば、
冒頭の光景(何)とか受けた理不尽な暴力とか、
サイモンのゲ〇とか(笑)
ヘンリーのゲ〇とか(笑)
ヘンリーの某へのエ〇なやらかしとか、
なんか既に日々に散りばめられてた突飛な出来事が
そこに凝縮されてたかも?とも思ったけど、
ヘンリーの作品はね・・掴み所がなさそうだから
何かと勝手に想像(が暴走?)したりね。
あの最後らへんの少女の事件に関しては、
自分は、ヘンリーは損得抜きで行ったんじゃないかと。
で、あれは単に事故だと思ったんだけどね。
確かに彼は過去も、この町に来てからも
ずっとロクなもんじゃなかったとは思うけど、
なんでだろう・・そんな風に思ったんだよね。
それ(文筆)だけには真面目に向き合ってるつもりでいながら、
単にすがりついて現実逃避してるだけみたいでもある彼が、
それでもサイモン(の作品)にはずっと真剣に向き合ってくれた
・・とか思うとね。
単にサイモン目線(感覚)に陥ってただけかもしれないけど。
これ、2と3もある三部作なんだそう?
知らなかった~。
(そもそもサイモンがヘンリーだと思ってた位だし・・笑)
サイモンの姉フェイが中心になった物語もあるそうで、
ちょっと気になるなあ。
(監・脚・製)ハル・ハートリー
(主)トーマス・ジェイ・ライアン ジェームズ・アーバニアク
パーカー・ポージー マリア・ポーター ジェームズ・サイトウ
ケヴィン・コリガン リーアム・エイケン 二階堂美穂
★これが2と3も見られるものかな?
別々には無さそう??
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