リトル・シングス

ある事件の証拠品を手に入れる為に古巣であるロス署に出向いた保安官代理のディーコン。彼はそこで連続女性殺害事件の捜査にあたるバクスター刑事と出会う。



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俳優さん達・・ 
主演→
デンゼル・ワシントンに似てるな~と思ったら 
デンゼル・ワシントンだった。
怪しいヤツ→
ジャレッド・レトに似てるな~と思ったら 
ジャレッド・レトだった。
で・・ 
ラミ・マレックは 
どっからどう見てもラミ・マレックだった。(笑)

それはともかく!

中盤までは割と淡々と・・ 
フツーに展開する刑事もの・・ 
と思ってたら・・ 
終盤、まさか・・のあんな事に。
え・・どうするのこれ・・  
と考えるヒマもなく、またしてもまさか・・で・・ 
手際よく行動するディーコンに驚き。

強い正義感があったからこその 
感情の暴走・・? 
目的があったからこその 
しかたないリスク・・?
ディーコンが「”リトル・シングス”に気を付ける事が大事」
・・みたいに言ってた時は、
捜査にあたっての小さな証拠集めが逮捕に繋がるとか、
そう言う意味かと思ってたけど、
リトル・シングス=小さな事、些細な事
とは・・
この隠蔽こそが些細な事、とでも言われてるみたいで、
ものすごくどんよりした気持ちになってしまった。
てか、大問題じゃん・・!

自宅のプールサイドに佇むバクスターは何を思う・・ 
その姿が・・重すぎる・・。
あの赤い髪留めはディーコンから彼への慰めだったのか、
それは思いやりなのか、それとも同じ穴の狢とでも?
もしもまた似た様な連続殺人が起こったら(可能性あるよね?)
二人はどうするんだろう?
いや、起こる起こらないに限らず、
そして現場と関わりなく暮らすとしても、
そのリトル・シングスはずっと彼らにまとわりついて
一生離れる事はないんだろうな・・。

一見フツーな刑事モノに見えたけど、
終わってからが良くも悪くもじわじわ来てさ、
なんかコレ地味映画でオススメしても良くない?
・・って感じもしたけど、
なんかどんより気味なこの頃なのでそれはいったん保留。( ̄∇ ̄;

俳優陣、良かったな。
ラミ・マレックなんて自分はちょい苦手なタイプなはずなんだけど
終盤には全然大丈夫になってたし(オイ)
ジャレッドなんてもう昔の爽やかさ皆無の
イヤらしさ小汚さだし(褒めてます)
デンゼルは「え」と思いつつもやっぱりデンゼルだったし(何)
それぞれに満足感があったわ。


(監・脚・製)ジョン・リー・ハンコック (製作)マーク・ジョンソン
(主)デンゼル・ワシントン ジャレッド・レト ラミ・マレック 
ナタリー・モラレス クリス・バウアー マイケル・ハイアット 
テリー・キニー イザベル・アライザ ジョリス・ジャースキー
グレン・モーシャワー ソフィア・ヴァジリーヴァ



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