(ハル)
仕事も恋もイマイチな日々の昇の気晴らしはパソコン通信の映画フォーラム。そんなある日、"ハル"と言うHNの彼に"ほし"と言う人物から励ましのメールが送られて来る。
昔、ちょっと話題になった映画だった気がして・・
当時の何か先端技術が関係した話だと思ってて・・
ロボットでも出て来る話かと思ってたら・・
ああ、パソコン通信の話だったわ・・。
そう言うののハシリの頃だったんだな。
なんかズレてる記憶・・。( ̄∇ ̄;
そして主演の男性も、誰なのかしばらくわからなくて、
こんな俳優さん居たっけ~?って思ってたけど、
顔がアップになってやっと、
ああ!内野さんやん!・・て気づいた。(笑)
だってさ、今の内野さんとは全然雰囲気違うんだもん、
いや、年月経ったっちゃー経ったけど、
てんで変わらない人もいるやん?
内野さん変わったなあ・・今のが断然カッコいいよ!
だってこの時はなんだかすんごい「フツ~」だったし・・
ちょっと松下っぽかったと言うか。(笑)
それはともかく!
まだメール(顔文字も)すら珍しい時代の、
お互い素性も知らない相手とのやり取りは、
今見てもちょっとドキドキする感じ。(思い出が蘇る?笑)
今はそれ自体がなんら珍しい事でもないどころか、
現実と同じかもっとリアルなトラブルの場になる事もあって、
逆に本音を隠すのが普通になったりもしてるかも?
ほんの一瞬、
ハルとほしがすれ違った現実(と言っても新幹線の中と外だけど)は、
なんだかロマンチックで・・ほしの赤いワンピースがとても印象的だった。
ローズ役は戸田菜穂だったけど、
あんまりキャラに合ってなかった気がした。
ローズっていつも明け透けなエ〇オヤヂ感覚でさ、
相手を試してるみたいでわざとらしかったし、
と言うか、ほしがとっても真面目だったから、
対照的な世界担当って感じなんだろうけど、
この時代の映画とかにはこう言うタイプ結構出て来るし、
当時のハヤリなステレオタイプって印象しかなかった。
そんなローズがほしの妹ってのはちょっと出来過ぎに思えたし、
最初は彼女は二人の事を知っててわざと乱入したのかと思ったよ。
まあでも、一番身近な人から受けたショックがなければ、
ほしも現実での一歩を踏み出せなかったかもしれないし、
終わり良ければ全てヨシかな。
ほしが新幹線の自分の座席を伝えるのは「?」だったけど、
ハルがちゃんと「新幹線の一番前のホームで」って
普通にわかりやすい場所を言ってくれて安心。(笑)
幸せのフロッピーディスク(←時代!)を確かめ合う二人・・
素敵なラストシーン(^^
良かったね、松下!(違)
ほし役の深津ちゃん可愛いかった~。
どんより沈んでても美人だから人目をひくわ。
あの彼氏の友達?はストーカーっぽくてヒイたけど。(ダジャレ・・)
愛情抜きの結婚を申し込んだ人は、
美津江(ほし)に少しずつ惹かれてる感じがしたけどな?
ほしがハルに、ハルがほしにそうだった様に、いつの間にか・・みたいな。
あの人もまた違う素敵な人と出会えて、
心の傷が癒えたり前に進めたらいいね。
と言うか、ハルはさあ、
初めて会う、しかも自分に好意もってくれてる女性が、
性格的にも優しいのに、
加えてあんな美人だったらちょっとビックリするよね?
てか、めっちゃラッキーやん?
良かったな、松下!(違)
(監・脚)森田芳光
(主)深津絵里 内野聖陽 戸田菜穂 山崎直子
竹下宏太郎 鶴久政治 宮沢和史
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