ライアー・ハウス

テキサスの片田舎。夫が銀行強盗で大金をゲットしたと察した妻ローナは、親友タイニーを電話で呼び出し二人でお金を横取りしようと持ち掛ける。



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2016年の<未体験ゾーンの映画たち>にて上映されたとの事。

ほぼ1シチュエーションのホラー・・ 
いや、スリラーかなぁ?サスペンス?いや、コメディか!?(≧▽≦)

殆ど、登場人物の会話~駆け引きだけで展開するけど、
その時々での言い回しの変化が絶妙だったり
とてもテンポ良く進んでいくので、
最後まで全く失速せずに見られて面白かった。
舞台があんな場所と言うのも良かったし、
何かと細かい所まで世界観が行き届いていて好感。

冒頭の調理シーンのアップからして印象的だったな。 
普通にどこのご家庭にもありそうな調理器具と食材で、
黙々とただただコト(料理)をやり通す=
その後の展開を暗示させられてすぐに引き込まれたし、
人間って、肉切ったり血ぃ見たりするの、実は慣れてない?
・・とか普通に思わされたりもして・・(汗)

そして登場する見た目から強そうなヒロイン。(笑) 
そして登場してしまったちょっぴりオトボケな親友。
なんでこの二人が仲良しなのか、なんだか不思議な雰囲気の中、
あら、あんた死んでなかったんかい~?!(笑)な夫デイルが、
また見るからにこの空間では余計者なのも可笑しい。

そしてあんな展開に・・( ̄∇ ̄; 
色々やればやるほど、
「コレどーすんのよ!?」なホラーな状況・・( ̄∇ ̄; 
いや、雑過ぎんだろ!(爆笑)

ラストは予想通りだったとは言え、
そこに行きつくまでのあの「コレどーすんのよ!?」感のハンパ無さも
あのラストあってこそだったんだなぁ~とスッキリ。
ローナの指の件だってさ、なんでそこまで?ってその時は思ったし・・・
でもスッキリ。( ̄∇ ̄;
ただ一つ、デイジーの花壇の件だけは、
ちょっと伏線不足とは思ったけどね。

【以下ネタバレしてますよ~】
ローナが解体の前に急に弱気になったのは絶対演技やん、
それでタイニーにやらせて全部彼女に罪を押し付けるつもりやな?
・・とすぐ思ったけど、
デイルを撃ったのは普通に事故だと思ってた私。(@_@) 
そこもとっくに計画的だったとは・・。
オトボケなだけだと思ってたタイニーだって、
実はデイルと不倫関係だったとは・・
「親友」・・ってなんなん?!(爆)

ただ、ローナがお金を独り占めしたとして、
どうやってこの辺鄙な所から逃げる?ってずっと思ってたので、
こりゃ絶対保安官がグルだな!・・とは早めに察しはついた。
そもそもレイ・リオッタだし!(そこ)

そう言えば、札束をくるくるとカーラーにして
髪に巻いてスカーフで頭を隠すローナってオシャレだったし、
コトを進める時でも離さない煙草なんかもキマってたなあ。
コレ、意外とオシャレ映画だったかも?(^O^)\(-▽-;)

【追記】
レイ・リオッタさん・・今年5月にお亡くなりになりましたね。
とても個性的で好きな俳優さんでした。
いつも楽しくツッコませて頂いたりして(今回も)
自分の映画ライフにも欠かせない俳優さんでした。
今頃ですがご冥福をお祈りいたします。
未見作品はまだ沢山あると思うので
これからも作品の中でお会い出来るといいな。 


(監・脚・編)ジェシー・バゲット 
(脚)ステファニア・モスカート
(主)ジーナ・ガーション ケリー・キディッシュ 
レイ・リオッタ ウェイン・デュヴァル ヴァル・キルマー