レベッカ

上流階級の夫人の付き添いとしての旅行中に資産家の紳士マキシムと出会い恋に落ちた"私"。彼の後妻としてイギリスの屋敷にやって来ると、亡くなった前妻レベッカに仕えていたダンヴァース夫人らに迎えられ・・



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マンダレイ・・・
なんと懐かしい響きよ・・! 

・・と、ついヒロインになったつもりで叫んでしまった始まり。(^^ゞ
実はコレ、(珍しく)原作は読んでました。
中学生位の頃に・・大昔に・・昭和に・・( ̄∇ ̄;
数学の先生にオススメされて・・(そこは国語の先生じゃないんかい)
で、とても面白かったのでずっと映画も見たいと思ってたんだけど
なんとなく先送りになってて・・
今頃見ました・・平成とび越えて令和に・・・ゞ( ̄∇ ̄;

で、映画も面白かったわ。 
前妻レベッカの見えない影・・
話や噂だけでどんどんその姿が膨らんで来るのがやはり一番の見所で。
刺繍とかの「R」の文字も効いてたな~。
でもそれ、殆どは自分で勝手に想像を膨らませてる訳だけど、
そんな心理に陥っていくのが心理ドラマ好きにはとても興味深かったし、
もしかしたら自分の心理ドラマ好きの出発に近い位置に
昔読んだ原作はあったのかも?とも。
高橋先生オススメ有難うございました!(唐突に名前を・・笑)

主演のジョーン・フォンテインはとても美人なんだけど、
整い過ぎてるせいか逆に個性が見えず平凡にも感じる所が、
本作のヒロインにぴったりで良かったし(褒めてます)
ダンヴァース夫人(松田龍平似・笑)の威圧感もとても印象的だった。
ローレンス・オリヴィエは・・いつもあんな感じかな?(笑)
その旦那、すぐキレるからヒロインは心配してたけど、
真相が判ると、そりゃ精神不安定になっても仕方ないね、
って思ってしまうよね・・どんだけよ、レベッカ。( ̄∇ ̄;

その時代の美男美女のロマンス込みでのサスペンスミステリーを
しっかり堪能出来るこういった作品が現代ハリウッドでも欲しい所
・・とか思ってたら、
一昨年?かにコレもリリー・ジェームズ主演でリメイクが出来てたのね。
知らんかったわ~・・いつの間に?
それも見ないとね。
令和のうちに!( ̄∇ ̄;


(監)アルフレッド・ヒッチコック 
(脚)ロバート・E・シャーウッド ジョーン・ハリソン
(原作)ダフネ・デュ・モーリア
(主)ローレンス・オリヴィエ ジョーン・フォンテイン 
ジョージ・サンダース ジュディス・アンダーソン 
グラディス・クーパー レオ・G・キャロル ナイジェル・ブルース










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