グッド・ネイバー
一人暮らしの老人宅に隠しカメラを設置しドッキリを仕掛ける若者二人。しかし老人は驚く様子を見せるどころか不可解な行動を取り始める。
「このジジイ、かなりヤバい」
・・なんて言うコピーだったので、てっきり
「ドント・ブリーズ」的な二番煎じ作品(!?)かと思ったら・・
いや、全然違うやん・・
そんなコピー・・やめて・・
ひどいよ・・(涙)
・・・な内容でした。
正直、半分くらいまでは結構不快。
ドッキリと称して住居侵入~盗聴器など色々仕掛けて観察するとか、
酷い犯罪・・ある意味泥棒よりタチが悪い。
軽薄な若者は勿論、そう言う器具なんかも
簡単に手に入れられる現代社会の気持ち悪さもあったし。
爺さんもそりゃ怪しかったけどもさ、
ご老人だし、キレやすくてもそら仕方ないし(今日は寛容)
と言うか、とにかく悪質なドッキリが不快だったので、
気持ちは最初から爺さんサイドだったかも?
地下室に死体が?
もしや犯人は?!
・・と、安直に思ってしまった二人だし、
自分も最初はちょっとそう思ってしまったけど(今日も正直)
妻らしき人が出てきてたし、
もしかして何か思い出に浸ってる?って気はしてた。
何度もバンバン音をたてるドア、いきなり鳴り出す音楽、
そしてベルの音・・・。
愛する妻からの合図?呼ばれてる?行かなくては・・!
・・って思ってしまったのかな。
この世の方がもう未練のない世界だと感じてたとしたら、
その孤独が切な過ぎるよ・・。
「老人ってどんな夢みてる?世界大戦とか?」
・・なんて先人を小馬鹿にする世間知らずの浅はかな若者達。
この判決は妥当なのか、軽いのか、
罪を犯した彼らはこれからどう生きる・・?
【追記】
主演、ジェームズ・カーンだったのね!
好きな俳優さんだったのに全く気付かなかった・・( ̄∇ ̄;
(監)カスラ・ファラハニ
(脚)マーク・ビアンクリ ジェフ・リチャード
(主)ジェームズ・カーン ローガン・ミラー キーア・ギルクリスト
ローラ・イネス エドウィン・ホッジ アン・デュデック
ベイリー・ノーブル ミンディ・スターリング
タムリン・トミタ リリ・ラインハート