マリーゴールド・ホテルで会いましょう
インドの高級ホテルでの高齢者向け長期滞在プランに申し込んだイギリス人の男女7人。しかし彼らが案内されたのは今にも壊れそうなボロボロのホテルだった。
誰もかれも、み~んな色んな事情抱えてるよねぇ・・
と、このトシになると他人事じゃなく真面目に考えてもしまうけど、
まず最初に言いたいのは・・・
どっからどう見ても詐欺だろ、これ!(笑)
その辺どうなのよ?!
いや、笑いごとじゃなくて!
いや、つい笑っちゃうけども!
と言うのも、経営者ソニーの
言い訳を越したポジティブシンキングがすごくてさ。(笑)
それに、あのゲイの人みたいに前向きでもいたいしね。
それじゃなくてもあとどのくらい生きてられるか、
あとどのくらい人間界に居られるか(←妖怪?)
そう思うと暗くなってるヒマもないかな~とか。
インドでの生活は興味深かった。
何かと危ういホテルだし、誰かさんの言う通りの雑多さだし、
理想とはほど遠かったかもしれないけど、
なんだか生命力に溢れていた様な。
変なこだわりとか息苦しさから解放される様な、赦される様な、
おおらかな世界であるような気もした。
いや、しかしそれはそれ、これはこれ、
詐欺は詐欺、金返せコラー!(笑)
それにしてもこの作品、年配の俳優さんが大勢出てるけど、
みんな長年俳優として走り続けて来て、
今もなお現役としてこうやって頑張ってるんだなぁ・・
とか思うと、自分は彼らよりもまだ少しは若いくせに、
何かとすぐへこたれたりバテたり文句たれてしまうのが、
情けないやら恥ずかしいやら(時折悔しいやら)。
世界的有名俳優さんと凡人(自分)を比べるのもナンだけど。(笑)
でもそんな所でも、ちょっぴりパワーを貰えた作品でした。
「男女〇人〇〇物語」って、時代はいつでも青春感じるしね!?
(監)ジョン・マッデン (脚)オル・パーカー (原作)デボラ・モガー
(主)ジュディ・デンチ トム・ウィルキンソン マギー・スミス
デヴ・パテル ビル・ナイ ペネロープ・ウィルトン
セリア・イムリー ロナルド・ピックアップ ティナ・デサイ