インシテミル 7日間のデス・ゲーム
高額の自給につられて、隔離された館にバイトにやってきた10人の男女。彼らの仕事内容は、心理学の実験の為に7日間をこの館で過ごす事だった。
たまたまこれは原作を読んでいたので、映画の方も見た・・
・・んだけど、原作の設定を借りただけで、かなり違っていたので驚いた。
いや、それでも内容が充実してるならまだいいんだけど、
上辺だけをなぞって、肝心の心理戦が全然・・。
ただ殺人の起承転結だけが描かれてるみたいな感じでガッカリしちゃった。
なんでもこの作品、某有名プロダクションの創立何周年記念で作られたとか?
ええーっ・・うーん・・それなのにどうして?
記念日に間に合わせようとやっつけで作った?(汗)
ネイティヴ・アメリカン人形だってさ、
あんな感じの、ショップに飾ってるの見たことあるぞ?
あんなんじゃなくて、もっとこう、昔からある手作り感いっぱいの
汚くて怪しい雰囲気のある奴にして欲しかったわ~。
ま、まあ、それじゃあまりにもホラーに傾き過ぎてよろしくない、ちょっとはコミカルな味付けが必要、
・・って言うのなら、まだ許容範囲ではあったけど、
他の事にしたって、例えば、夜中の見回りなんかにしても、
(原作では口が酸っぱくなる程)2人では危ないって言ってるのに(実際そうだよね)
のんびり2人で回ってるし。
それはナイだろう!
しかも、ボーガンでの殺人の時、犯人の顔がすぐ映し出されたよね?
あれには目を疑った・・と言うか、
ええーっ・・カメラさん、間違って映した?それにしてはアップ過ぎだけど~(笑)・・って、混乱。
で、その動機がまた安直過ぎると言うかなんと言うか・・
いくらあんな状況でも、そんなんで人は殺さないと思う・・。(汗)
しかも、原作読みながら抱いていたある人についての平凡な推測が、映画ではその通りだったとは。
これにもビックリ。うーん・・そんなありきたりなラストにしないで欲しかった。(^^;
(ラスト関係については【ネタバレ】にて。でも原作に関してもネタバレしてるからご注意ください)
それと、北大路さんのあの役どころも・・
他の物語であれば、いい話でちょっと感動もしたかもしれないけど、
それがこの世界で、だったのもなんかどこかズレてる感じがして、戸惑っちゃった。
映画では、この部分が一番のオリジナルで、一番の見せ場な感じはしたけれど。
本格ミステリー愛好家にとっては、
随所に散りばめられていた(はずの)往年の名作探し(?)も殆どなくて残念だったかも?
俳優は、藤原たっちゃんは相変わらずのオーバーアクションで、
ちょっと自分のイメージの結城とは違ったけど、
全体を引っ張っていく力があるので、まあ良かった。
須和名役の綾瀬はるかは、私が原作を読んだ時に最初にイメージとして浮かんだけど、
いや、でもそれじゃあまりに芸がなさすぎるキャスティング(笑)
須和名はもっと、何者にも動じない一種のふてぶてしさとミステリアスさを持ち合わせてるはず・・
と思って、それは綾瀬の天然キャラとはちょっと違うかも・・と、却下したもので、
まさか映画版で実際に彼女がキャスティングされてるとは・・って、苦笑してしまった。
なので、悪くはなかったけど、意外性はなかったな。
他のキャラも、原作とは殆ど違ってて、
例えば、渕役の片平なぎさ。
私の渕のイメージは、松下由紀だったので。(笑)
ああ、そうか、これ、某プロダクションの映画だから、
キャスティングもそのプロダクションからしか選んでなかった、って事なのかな?
・・でも、何にしても、こんなにキャラが違ってちゃ、
もう、お楽しみの”勝手にキャスティング~!”も困難ね。
・・と言いつつ、(原作からの)勝手にキャスティング、
開き直って行ってみよ~!(*≧┏∇┓≦*)
結城=しずるの村上
須和名=深田恭子
大迫=オードリー春日
若菜=鳥居みゆき(思い切った!)
関水=北陽のあぶちゃん
渕=北陽の伊藤ちゃん
箱島=武田真治(ここかい!)
真木=崎本大海
釜瀬=ほれてまうやろ~の(アジアン梓と付き合ってる)人
岩井=ダイヤモンド☆ユカイ
西野=Mr.オクレ
あ、でも映画の西野と若菜のキャスティングは私のイメージとも合ってたな。(笑)
関水の石原さとみも、普段とは違った役を頑張ってて好感持てたし、
ちゃらんぽらん(死語?)の武田真治も、
主役に負けじとオーバーアクションだったけど面白かった。
あのまま、あのイッっちゃた姿をず~っと眺めて観察していたい気もしたし。
(武田真治、結構好きみたい・・な事に気がついた・・爆)
そう考えると、俳優陣では割と楽しめたかな。
そんな楽しみ方しかなかった・・とも言えるけど。( ̄∇ ̄;オイオイ
≪以下、映画と原作のラストに触れたネタバレあり!・・は【感想リスト】にて≫
(監)中田秀夫 (脚)鈴木智 (原作)米澤穂信
(主)藤原竜也 綾瀬はるか 石原さとみ 阿部力 武田真治 平山あや 石井正則 大野拓朗 片平なぎさ 北大路欣也

たまたまこれは原作を読んでいたので、映画の方も見た・・
・・んだけど、原作の設定を借りただけで、かなり違っていたので驚いた。
いや、それでも内容が充実してるならまだいいんだけど、
上辺だけをなぞって、肝心の心理戦が全然・・。
ただ殺人の起承転結だけが描かれてるみたいな感じでガッカリしちゃった。
なんでもこの作品、某有名プロダクションの創立何周年記念で作られたとか?
ええーっ・・うーん・・それなのにどうして?
記念日に間に合わせようとやっつけで作った?(汗)
ネイティヴ・アメリカン人形だってさ、
あんな感じの、ショップに飾ってるの見たことあるぞ?
あんなんじゃなくて、もっとこう、昔からある手作り感いっぱいの
汚くて怪しい雰囲気のある奴にして欲しかったわ~。
ま、まあ、それじゃあまりにもホラーに傾き過ぎてよろしくない、ちょっとはコミカルな味付けが必要、
・・って言うのなら、まだ許容範囲ではあったけど、
他の事にしたって、例えば、夜中の見回りなんかにしても、
(原作では口が酸っぱくなる程)2人では危ないって言ってるのに(実際そうだよね)
のんびり2人で回ってるし。
それはナイだろう!
しかも、ボーガンでの殺人の時、犯人の顔がすぐ映し出されたよね?
あれには目を疑った・・と言うか、
ええーっ・・カメラさん、間違って映した?それにしてはアップ過ぎだけど~(笑)・・って、混乱。
で、その動機がまた安直過ぎると言うかなんと言うか・・
いくらあんな状況でも、そんなんで人は殺さないと思う・・。(汗)
しかも、原作読みながら抱いていたある人についての平凡な推測が、映画ではその通りだったとは。
これにもビックリ。うーん・・そんなありきたりなラストにしないで欲しかった。(^^;
(ラスト関係については【ネタバレ】にて。でも原作に関してもネタバレしてるからご注意ください)
それと、北大路さんのあの役どころも・・
他の物語であれば、いい話でちょっと感動もしたかもしれないけど、
それがこの世界で、だったのもなんかどこかズレてる感じがして、戸惑っちゃった。
映画では、この部分が一番のオリジナルで、一番の見せ場な感じはしたけれど。
本格ミステリー愛好家にとっては、
随所に散りばめられていた(はずの)往年の名作探し(?)も殆どなくて残念だったかも?
俳優は、藤原たっちゃんは相変わらずのオーバーアクションで、
ちょっと自分のイメージの結城とは違ったけど、
全体を引っ張っていく力があるので、まあ良かった。
須和名役の綾瀬はるかは、私が原作を読んだ時に最初にイメージとして浮かんだけど、
いや、でもそれじゃあまりに芸がなさすぎるキャスティング(笑)
須和名はもっと、何者にも動じない一種のふてぶてしさとミステリアスさを持ち合わせてるはず・・
と思って、それは綾瀬の天然キャラとはちょっと違うかも・・と、却下したもので、
まさか映画版で実際に彼女がキャスティングされてるとは・・って、苦笑してしまった。
なので、悪くはなかったけど、意外性はなかったな。
他のキャラも、原作とは殆ど違ってて、
例えば、渕役の片平なぎさ。
私の渕のイメージは、松下由紀だったので。(笑)
ああ、そうか、これ、某プロダクションの映画だから、
キャスティングもそのプロダクションからしか選んでなかった、って事なのかな?
・・でも、何にしても、こんなにキャラが違ってちゃ、
もう、お楽しみの”勝手にキャスティング~!”も困難ね。
・・と言いつつ、(原作からの)勝手にキャスティング、
開き直って行ってみよ~!(*≧┏∇┓≦*)
結城=しずるの村上
須和名=深田恭子
大迫=オードリー春日
若菜=鳥居みゆき(思い切った!)
関水=北陽のあぶちゃん
渕=北陽の伊藤ちゃん
箱島=武田真治(ここかい!)
真木=崎本大海
釜瀬=ほれてまうやろ~の(アジアン梓と付き合ってる)人
岩井=ダイヤモンド☆ユカイ
西野=Mr.オクレ
あ、でも映画の西野と若菜のキャスティングは私のイメージとも合ってたな。(笑)
関水の石原さとみも、普段とは違った役を頑張ってて好感持てたし、
ちゃらんぽらん(死語?)の武田真治も、
主役に負けじとオーバーアクションだったけど面白かった。
あのまま、あのイッっちゃた姿をず~っと眺めて観察していたい気もしたし。
(武田真治、結構好きみたい・・な事に気がついた・・爆)
そう考えると、俳優陣では割と楽しめたかな。
そんな楽しみ方しかなかった・・とも言えるけど。( ̄∇ ̄;オイオイ
≪以下、映画と原作のラストに触れたネタバレあり!・・は【感想リスト】にて≫
(監)中田秀夫 (脚)鈴木智 (原作)米澤穂信
(主)藤原竜也 綾瀬はるか 石原さとみ 阿部力 武田真治 平山あや 石井正則 大野拓朗 片平なぎさ 北大路欣也